【5・6年生】GW中の連戦から

2019-05-08

新しい時代「令和」をお祝いするムードで溢れた10連休。新谷台SSの5・6年生は沢山のゲームを行い、元気いっぱいにプレーしました。U-11とU-12の二つのリーグ戦を掛け持つというチャンスを生かし、全員が確実にレベルアップできていると感じています。場を設定し、対戦してくださったチームの皆様に心から感謝です。今回は、「連休中に得られた成果と課題」についてまとめたいと思います。

◇成果

①明確な目標を設定しトレーニングを大切にしたことによる「個のレベルアップ」

「我慢の冬~初夏」と言いつつ取り組んできた「地味なトレーニング」の成果が地味に表れていた。「ビルドアップ」や「ボールポゼッション」、「ゴール前でのコンビネーション」等々の目に見えて分かりやすい部分ではなく、「受け手の状況を意識して丁寧に送った1本のショートパス」や「相手を意識して奪われない場所にボールを置くコントロール」、「攻守におけるワンプレーを成功させるための声によるコミュニケーション」、「前を向ける状況を見逃さずにワンタッチで前を向くターン」、「パスの出し手の状況を見た上でタイミングよく裏へ抜け出そうとするプレー」等々…。「痺れるプレー」の何と増えたことか!!!

②イージーなボールロストからのピンチ(失点)が減りチャンスが増えたこと

これまでのゲームで見られた「一見するとそんなに差がないように思われるが結果に大差がついてしまう」という状況は、「イージーなボールロスト」に大きな原因があった。その部分の改善のための「我慢」であったが、少しずつ成果が表れてきたことにより「痺れるプレー」が増え、ピンチを生み出しにくくなったと考えている。…というわけで、「我慢の冬~初夏」というネーミングにもズレが生じてきたため、「定着の初夏~秋」に改名(?)しようと思う(年号も変わったので。よりよいネーミングを募集しています。)。兎に角、半歩くらい前進したと考えていいだろう。

③責任感の芽生え(自立への一歩)

U-11とU-12の目標を分け、それぞれにチャレンジする方法をとったことによる成果も現れ始めている(先日一喝した問題も改善されつつある…)。U-12のゲームでは、1学年上の相手との真剣勝負を通して「得難い経験」ができている。特に、負けることから多くを学べている。U-11のゲームでは、これまでゲーム中のプレーも「人任せ」にしていた意識から、「自分がやらなくちゃ…!」という意識が芽生え始めた選手が出てきた。これまでより「苦しくても走って戻ること」や「チーム全体の様子を気にしてプレーすること」、「応援も含めた仲間への声掛け」等々…。2年後を見据えたときに、確実に必要な成長である。

◆課題

①プレーの精度

イージーなミスが減ったことにより、「改善すべき重要なミス」が強調されてきた。これから目指すべき「よりハイテンポでより強度の高いゲーム」において、より正確にプレーするために精度を高めなければならない。

②リスペクトと戦う気持ち

これらは相反しない。どんなに厳しい状況においても「取り組んできたトレーニングの成果を100%発揮するようにチャレンジしようとする」気持ちを身に付けなければ、目標には到達できない。そして、「たとえ負けてたとしても言い訳をせず潔く受け入れ、次のチャレンジに向かう」気持ちも身に付けなければならない。それは「子どもから大人へと向かう確かな成長の一部」であり、サッカー以外の世界でも大切にすべき心構えであろうと考えている。…私個人の経験からすると、10代や20代の「現役」時より、40代で事実上の「(人知れず)引退」をしている現在の方が「サッカーが上手くなっている!」と感じている(自己満足の可能性はあるが…)。それは、「人として成長したから」である。無理に大人ぶることはよくないが、「内面の成長」は必ず「プレーの変化」として現れると考えている。

〇おまけ

先日の「Tチーム」とのU-12リーグ戦を振り返っていただきたいと思います。結果は引き分けでしたが、個人的には「これまでのベストゲーム(目指すべきサッカーの姿の一つ)」ではなかったかと感じています(最近忘れっぽいのであれですが…)。

『あのハイテンポで強度の高いゲームにおける子ども達のプレーに対して、我々指導者や育成会の皆様ができたことは一体何でしょうか?』

ピッチ外からの声で子ども達のよりよい判断を促すのが指導者の役割ですが、外からの声で子ども達の判断を奪ったり集中力を途切れさせたりした場合、ゲームの流れに取り残されてしまう恐れがあります。これからの子ども達の成長のために、どうか会場にいる間の活動は指導者にお任せください。「息の詰まるような緊張感のあるゲーム」において子ども達が自信をもってプレーするためには、「トレーニングの成果」が必要です。だから、私はトレーニングを大切にしたいと考えています。トレーニングの成果を発揮する場(ゲーム)において、日頃のコーチングと異なる声掛けがあることのデメリットをご理解いただけたら幸いです。…会場から帰る車の中やご家庭では、どうぞ思い切りサッカーについて語り合っていただきたいと思っています。そんな話のタネに、このブログ(?)を役立てていただければ嬉しいです。

育成会の皆様、令和最初の連休での連戦を支えてくださいまして本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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